高富屋のネタ帳

小噺ネタを上げます。落語が好き!!

2020-01-01から1年間の記事一覧

みそまめ

旦那「おおい、定吉、あの台所へ行ってな、みそ豆が煮えてるかどうか見てきておくれ。」 定吉「へえい、台所のみそ豆、みそ豆と、あ、これかな、蓋を、わ、すごい湯気だな、あああ、 いい匂いだ、どれ、少し食べてみようかな、このお皿に、ふっ、うん、旨い…

上方の落語 桂枝雀のネタから

上方の落語でございます。お題は風有働うといいますが、、これ桂枝雀が演じるとものすごく面白いんですわ。 上方落語の面白さもそうなんですが、商人の町大阪の活気を感じることと、頓智の面白さをぜひ感じ取ってください。 ここから 十八番 DVD-BOX 発売日:…

江戸の小噺 十と五つ

落語の方にも『粗忽長屋』なんてぇ話があります。粗忽というのはよく笑いの種になります。 「おぅい、八五郎、てめぇのカカアが家の四階から落ちたらしいぞ。」 と、仲間が地上から呼びかけます。 仲間が言うか言わずかのうちに、やっこさん、自分の働いてい…

江戸の小噺 十と四つ

人生で一番幸せな日 まもなく結婚する男のところへ、彼の友人が訪ねてきて、握手をしながらこう言った。 男1 「おめでとう、わが友よ。今日こそ君の生涯で最も幸せな日だ。」 男2 「でも、結婚式は明日だぜ?」 そう答えると、 男1 「知ってるよ。」 その友…

江戸の小噺 十と三つ

丁稚奉公 昔は丁稚奉公に出して商いを覚えさせて、奉公明けに自分の商いをしたり、のれんを分けてもらったりして商いをしたもんです。 ある子供が丁稚奉公に出ることになり、お店の主人とはじめての面談をすることになりました。、主人「家業はなにか?」子…

江戸の小噺 十と二つ

【蛸(たこ)】 蛸がこう、あまりの暑さに,橋の下へ出て,昼寝をしているおりまして。そうしましたら、この蛸を猫が見つけましてな。足を七本食べてしまいました。一本だけ残しておいたんですな。蛸が目をさましましたら、さあ大変、足がない。 「名無三(…

上方落語 小噺

上方の落語は、落ちが分かりやすくなっているようにも思いますが、その分きっちりと笑かしてくれます。 そこが面白い。 桂春団治(3代目)(3) アーティスト:桂春團治(三代目) 発売日: 2002/05/21 メディア: CD ちょっと小噺でつないどきますね。 これは丁稚さ…

江戸の小噺 十と一つ

夫婦の会話 妻 「ねぇ、あなた。たまには外で食事を摂るってどうかしら?」夫 「おっ、いい話だね。なんだか昔の二人に戻れそうじゃないか。」妻 「そうね、毎週1回、曜日を決めて行くといいと思うんだけど、どうかしら?」夫 「うんうん。ますますいい話じ…

上方の落語 米朝師匠の書下ろし。

上方の落語です。江戸の話とは異なって、鳴り物がありまして、演題も用意してあります。もちろん、噺家だけがでてくるのもあります。 初めての試みです。 上方落語の、時うどん。江戸は時蕎麦、上方はうどんです。 日清食品 どん兵衛 きつねうどん (東) 96gx…

江戸の小噺 十

それから 男1「考えてみれば、私も女房も、25年間は幸せに生きてきたんだよなぁ。それなのになぁ、、、」 男2「えっ、二人に何があったんです?」 男1「聞きたいかい。 男2「そりゃもちろん、聞きたいです。」 男1「そうかい。それから二人は出会っちま…

江戸の小噺 九つ目

ねずみの嫁 ねずみのお嫁さんが、嫁ぎ先から、実家の方へ戻ってきてしまいましたので、お母さんが大変心配しまして。 お母さん「どうしたんだい、どうして、帰ってきちゃったんだい。」 お嫁さん「向こうのお舅さんがねぇ。」 お母さん「やかましいのかい。…

江戸の小噺 八つ目

【貧乏神】 貧乏神が来て,家にずうっといるのでくらしが楽にならない。 説教をきかせたら退屈して出ていくだろうと思って,説教語りを連れてきて 『安寿姫と厨子王』 をながながとやらせてみた。 そうしたら、貧乏神が家から涙を流して出ていく。 「貧乏神…

江戸の小噺 七つ目

四本足 「ああ,四本足結構,何でも食うよ。だが,コタツだけはいけないよ」「どうしてコタツだけ食えないんだ」「あれはアタル(中毒)もんだから」 とんでもない輩がいたもんで。 まぁ、これも粋に返しているという見本のようなもの。 山善 カジュアルこた…

江戸の小噺 六つ目

圓生百席(14)紺屋高尾/後家殺し アーティスト:三遊亭円生 発売日: 1997/06/21 メディア: CD 後家が一番 長屋の男どもが寄り集まって,女の品定め。 「うぶな振袖がいい」「なんといっても年増にかぎる」「比丘尼もいいな」「いやいや,後家さ。後家がいちば…

江戸の小噺 五つ目

江戸の小噺というのは、本当に粋だったりとかします。 一番の粋が、 「よっ、粋だねぇ」 「いやぁ、かえりだ。」 さて、今日も小噺をお楽しみください。 料理屋の泥棒 ある料理屋に泥棒が入りまして、子分をずらっと表に待たせます。 親分が店の中へ乗り込み…

江戸の小噺 四つ目

今日も一つ、小噺ネタを、お楽しみください。 むかし、藪医者というのは、葛根湯医などと言われまして、なんでもかんでも葛根湯を処方する。 葛根湯というのは、良い薬なんですけれども、なんでもかんでも処方すればいいなんてものじゃない。 今日はそんな噺…

江戸の小噺 三つ目

今日も小噺ネタを一つ。 江戸の小噺にはよくケチなのが出て参ります。 そんな噺をひとつ。 鰻の匂い 港ダイニングしおそう 鰻蒲焼き 無頭 鹿児島県産 (特大サイズ 200g×1尾) 【※2尾以上のご注文でギフト用化粧箱でお届けします】 国産 ウナギ うなぎ メディ…

江戸の小噺 ふたつめ

今日も一つ、小噺ネタにお付き合いください。 海老床 昔は、床屋さんの事を、髪結床、床、なんて言ったんです。 入り口の障子のところに、 達磨の絵が書いてあって、達磨床、海老の絵が書いてあって、 海老床なんてね。 また、 この海老の絵が上手く書いてあ…

江戸の小噺

今日も小噺ネタを一つ。 昔から、しわい屋なんて言いまして、ケチで、ケチで、自分のお金を出したがらないのがいます。 今日のネタは、その「しわい屋」。 しわい屋 しわい屋は、七十五日、早く死ぬ、なんてぇ川柳がございます。 ある、大変にけちな方が、往…

小噺ネタ

カエルの吉原通い 昔は、今と違いまして、浅草から吉原へかけた、大きな田んぼがございまして、この田んぼを突っ切って冷やかしに行く。「惚れて通えば千里も一里、長い田んぼも一またぎ」なんて、 学校じゃあんまり教えないけれど、毎晩のように冷やかしが…

今日のネタ 

今日のネタ 今日も一つ、ネタをご提供させていただきます。 男 「ええ、あなたはたいへんにけちで、お金を残していると言う事を伺いました、 私も、お金を残したいと思いまして、ぜひ、けちの秘訣を教えていただきたいのでが。」 けち兵衛「けつの秘訣ですか…

今日のネタ

毒蛇、ハブの会話 ハブは沖縄に住んでいる猛毒を持つ蛇です。 咬まれたら、死んでしまう場合もあります。 さて、そのハブの会話 「おい、俺たちさあ…ハブだよなぁ。」「ああ、そうだよ」「俺さあ........さっき舌咬んじゃった。」 今日はこんな感じで次いきま…

今日のネタ

今日もネタです。 どっかで話題にしていただくと嬉しいです。 スキューバダイビング 南tの島の海。 ダイビングのインストラクターが生徒たちを連れて海に潜っていた。 5メートル、10メートル。 ふと横をみると、アクアラングの装備をつけていない男がついて…

ネタ帳のネタ

こちらは、短いネタを集めておきます。 読書ネタ 少女1「読書はお好きですか?」少女2「はお、もちろん本を読むのは大好きです。」少女1「そうですか。シェイクスピアのロミオとジュリエットはお読みになりました?」 少女2「もちろん。ロミオは読まさせ…

ネタ。

ネズミを捕まえた男がいまして、 自慢しましてね。 「ネズミを捕まえた。 どうだ大きいネズミだろう。」 「いやぁ、小さいよ。」 「いや、大きい。」 「小さい。」 「大きい。」 「小さい。」 「大きい。」 「小さい。」 「大きい。」 聞いていたネズミが 「…

落語のまくら。今日の小噺

落語のまくらというのは、演目への導入のを指す場合もあります。導入だけではなく、お客さんの様子を見ながら、お客さんの質というか、どういうお話をするのが良いのかを探ったりする道具としても使われます。 また、演目に入る前に、お客さん引きつけ、温め…

落語の小噺

ネタを提供します。 あちらこちらの噺家さんから、そのまむらの面白さをお伝えします。 そもそもまくらは、本題の噺に入る前の、小噺だったり雑談だったりします。 演者が客を温めてくれるんですね。 少し笑わせておいて、本題にぐっと引き込む。 落語のだい…